hiromi-okayama’s blog

燃えるハートの雪女☃️というステキなコピーを藤田社長からいただきました

友人たちが、社団法人を立ち上げた。その名も『ドット道東』

こんにちは、おかぴーです。テンションが上がるとジャンプしてしまいます。

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はらちゃんが撮ってくれたよ

 

友人たちが、社団法人を立ち上げた。
その名も『ドット道東』

 

遡ること10ヶ月。
会ったこともない、Twitterでフォローしてた人が知り合いの知り合いだったことが嬉しくて、思わずDMを送った。『3分でもいいので会いたいです、時間ください』と言ったら快諾してくれたのが、今回、社団法人の代表である中西拓郎くんだ。

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当時のDM。

 

その日は、チラチラ雪が降っていて、札幌のPARCOのスターバックスでコーヒーを飲みながら、はじめましての挨拶と、身の上話をしたと思う。それがたぶん、私の人生の扉を開けた瞬間だったのだと、振り返るとわかる。

それから1週間くらい経って、Twitterで拓郎くんと見知らぬ人たちから突然絡まれて、「大樹町に来ませんか?」と。

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この絡み方なんだよw

よく分からなかったけど、メインイベントが過ぎた夜に大樹町に行って、よくわからないまま酒を飲んだ。なんだか彼らは不思議な強い絆で結ばれている人たちなんだなと思った。それが、ドット道東のメンバーだった。

 

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撮影はドット道東の名塚ちひろちゃん

 

今まで、札幌外の北海道を知らなかった私は、「北海道を良くしたい」なんて傲慢なセリフで前職の営業をしてきた。もちろんその言葉に嘘はないんだけど、なんとなく、札幌外の地域は存在しているけど見えない地域だった。前職の営業で様々な市町村を回ってたけれど、そこに住んでいる人たちはおろか、同年代の人たちと熱く語り合うこともなかったのだ。

私が札幌しか知らない、傲慢な人間だと知ったのは、この彼ら・彼女らに会ったからだと思う。「自分の地元をもっと良くしたい」というシンプルな思いから動き出し、泥水すすって自分たちの足で進んできた、そんな彼ら・彼女らだ。私は、自分が口ばっかりで何もしてないことに気づいた。

 

そうして、彼ら・彼女らに会った3ヶ月後に会社をやめ、5ヶ月後に十勝に移住することを決めた。

 

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まるで絵画みたいな窓からの風景。やばくない?


 

仲間がすぐ側にいない環境は、周りが思っているよりもしんどい。彼ら・彼女らがやっていることは、きっと東京との差も感じていると思うから、難易度が非常に上がっていると思う。それでもやっていくんだよ、あの人達は。それが、すばらしくかっこよくて、「私の友人なんだよ」って自慢したくなっちゃうんだ。そして、ジリジリ心の底で嫉妬して、『私もやらねば』と強く決意するんだ。

 

私は、特に田舎に住んでいるわけでもないし、自分がプレーヤーというわけでもない(このニュアンス伝わるかな)し、道東に住んでないので「ドット道東じゃない方」だけれど、私ならではのことがやれるはずと思って、いまはコーディネーターという仕事をしているのだ。彼ら・彼女らは北海道の東側から、私は北海道の西側から、そしてはらちゃんは北海道のひだりうえ、ダンシング夫妻は札幌のみぎうえ、蝦夷丸氏とせいしゅうは北海道の真ん中あたりから、一生懸命車を飛ばして会いに行き、会うたびゲラゲラ笑いながらもバチバチ刺激を受けて、そうしてそれぞれの土地でやっていく。これがドット道東とドット道東じゃない私たちなんだと思う。

 

レインボープライドのスタッフをやらせてもらうことにした

さっぽろレインボープライドのボランティアスタッフとして、
当日参加することになりました。

社会的な運動に参加するのはこれが初めてのこと。ちょっとドキドキしている。

こうなったきっかけは、自分が結婚したことだった。

 

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結婚を望む全ての人が結婚できる権利を持てていない現状

あんなにも「結婚」を疑問視していた私が、いざ結婚したらすごく幸せを実感したので、 結婚を望む人は全てその権利を手にするべきだと思ったことを、過去ブログで触れました。

hiromi-okayama.hatenablog.com

 

問題なのは「愛し合う2人が結婚できる術が一部の人にない」ということ。
身体的な男性と女性は結婚する権利があるのに(例え愛し合っていなくとも)
身体的な性別が同じ愛し合う2人が結婚できる権利がないのは、
よく考えればおかしなことだなと思う。

 

じゃあ、結婚を望む全ての人に、
結婚ができる権利が等しく与えられるようにするには、どうすればいいんだろう?
と思って考えた結果、
まずその一歩として同性婚を法的に可能にするのが良いかもしれない。
じゃあ同性婚ができる社会にするために、自分ができることは何なのか?
色々考えた結果、結局何ができるか分からないから、
やれそうなことから始めることにした。

それが、さっぽろレインボープライドのボランティアスタッフでした。

 

「自分は応援したいけど”当事者”じゃないから」って本当なのか

レインボープライドとは、LGBTQが社会的に認知や権利を獲得するために
市民参加型の一大イベント、という私の認識です。

虹色を身にまとい、一致団結して町中を歩くことにより、
セクシャルマイノリティの存在をより多くの人に知ってもらう。
そして更には、セクシャルマイノリティが受けている「生きづらさ」も知ってもらい
それに対して社会的制度や市民の認知により改善してく、
なんなら行政へのアプローチだったりするんじゃないだろうか。そう思ってます。

レインボープライドって、
”いわゆる当事者”じゃないとだめなのかな?と、思っていた。
当事者っていうのは、セクシャルマイノリティの人たち。

私は自分の体が女性で、心も女性で、男性を好きになるタイプで
おそらくマジョリティなので、”当事者”に当てはまらないと思っていました。

 

最近、Twitterで見かけた「セクシュアリティ診断」をやってみたときのこと。

jobrainbow.jp

私、とある問いへの回答にめちゃくちゃ悩んでしまって。
その問が、
Q5. 好きになる(性的な感情を抱く)相手の性別にこだわりはある?
というものだったんですね。

確かに今まで異性しか好きになったこと無いけれど、
異性だから好きになったのか、好きになったのが異性だっただけなのか、
それがわからなくなってしまって。

そこで過去に見た、後輩がやっているメディアの記事を思い出しました。

 そもそもセクシュアリティはパキッと分けられるものではなくグラデーションだ。

と。
って考えると、LGBTQに”当事者じゃない”ってことは無いんじゃないかなと
思うようになってきました。

 

結論、私はおそらく「シスジェンダーヘテロセクシュアル女性」なのですが、
セクシュアリティのグラデーションの一部として、
結婚を望む全ての人が結婚できる権利を得られるように、
さっぽろレインボープライドのボランティアスタッフとして参加します!

 ※レインボープライドは、セクシュアリティは置いておいて、趣旨に賛同した方であれば参加できます!

 

余談:夫の会社のこと

夫が勤める会社はLGBTQに非常に寛大だそうです。
レインボープライドなどにも積極的に参加しているし、
会社の役員など偉いポジションにセクシャルマイノリティの人がたくさんいるし
Family Dayなどには同性のパートナーを連れてきたりするそうです。
もし、セクシャルマイノリティのような人を蔑む発言をしたら、一瞬でクビだそうです。
アメリカの会社すごい、というか、日本がよほど排他的なのが分かります。

夫の会社の本棚にも、セクシャルマイノリティの漫画があるそうです。
ちょっと読んでみたけど、非常に良かった。

 

 

人って、「自分の当たり前」の中に生きているから、
自分と違う条件の人と出会うと、気になるのは当たり前だと思う。
その素朴な疑問とか、実際にセクシャルマイノリティの人と対面して思う
モヤモヤとかを代弁してくれているから、すごく良い。
まだ1巻しか読んでないので、2巻目以降はわかりませんがw
主人公と自分を重ねて読んでいくと良い気がします。

 

参加者募集中

話がだいぶ逸れましたが、さっぽろレインボープライド2019は、
9月15日(日)に札幌市内中心部で開催されます。

パレードに参加してくださる方も募集中なので、
このブログを読んで興味を持ってくれた方、同性婚に賛成の方、
ぜひぜひ参加してほしいです!

www.sprrainbowpride.com

何が豊かになれば、自分は幸せだと思うのだろうか。

6月の下旬、北海道の遠軽町は白滝という地域で農家をやられている
江面さんご一家に、農家ボランティアとしてお邪魔してきました。

江面さんは「えづらファーム」という名で農家をやっていて、
じゃがいもや、小麦、スイートコーンなどを作っています。

www.ezurafarm.com

 東京でゴリゴリ働いていた二人が脱サラして新規就農へ。
二人が選んだ土地は、人口1000人ほどしかいない白滝という地域。
それだけでも、この二人がトンデモナイことはすぐわかるでしょう笑

 


白滝はここだよ。

 

道を歩くと、人と1人もすれ違わなくて
やけにガランとしてて、廃墟みたいな建物が多くて、
まさに田舎だなぁという感想。

そんな町を抜けて、山と山に挟まれた道をすすむと、
えづらファームはありました。

 

親戚が米農家だったこともあり、農家には親近感がありました。
えづらファームに入ってすぐに見える大きな倉庫や、
家の前にある十分すぎるほど大きな庭と花々、
風にはためく洗濯物、軽トラ、そして広い家庭菜園。

懐かしい気持ちと、これから農作業をやるワクワクした気持ち!
それが体中を巡っている感覚でした。

 

農作業は腰が砕けるかと思うくらい痛かったです。
ずっと中腰。雑草の生命力と自分の体力の無さに驚きつつ、
ひろーい畑にある雑草を、ずっと抜いていた。まじでしんどかったw

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雑草を抜く。ひたすら抜く。3人で黙々と。

だから、休憩の日陰で休む時間がめちゃくちゃ至福のときでしたw
あんなに美味しい麦茶、もう飲めないかもってくらいの美味しさ。

 

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午前と午後、必ず30分の休憩がある。冷えた麦茶とお菓子がおいしい。

家の近くの畑だと、休憩中ハンモックで寝ても良かった。

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農作業の休憩中。木陰のハンモックでゆらゆら。

爽やかな風が気持ちよくて…ゆらゆら揺れていた。

 

麦畑の雑草も抜くのだ。麦畑の中を歩き回ったりした。

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麦畑の道をひたすら歩く。

農作業が終わった午後、夕食前はフリータイムなので、いろんなことをした。
この日は麦畑に連れて行ってもらえたので、軽トラの後ろに乗って探検しにいった。

もちろん、小学校から帰ってきた江面さんの娘ちゃんと一緒で、
ここの畑は何を育ててる、ここはこれ、っていろいろ教えてくれた。

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青々とした麦畑。これから金色になって、刈り取られるのだ。花粉がすごかった。

ある日の午後は、農作業ではなくハスカップを摘みに行った。

北海道出身を名乗っているけど、木になっているハスカップを見たのは初めてで
たくさん摘んで、塩漬けとジャムにした。

夏休みになると、娘ちゃんがジュース屋さんをやるらしく、
そこでハスカップジュースを飲めるのだそうだ。最高か。

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庭に生えているハスカップ。摘んでジャムにして、次の日食べた。おいしい。

ハスカップジャムを作ったあとは、えづらファームの近所を見学に行った。

馬の牧場に行って、ホーストレッキングをした。
馬に乗って山の中を歩くって貴重すぎる体験…馬ほしい…
どさんこを見て、北海道の開拓時はお世話になりましたって挨拶もしてきた。

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近所の馬牧場へ行って、馬に乗って山を歩いてきた。馬ほしい。

同じく近所には、廃校でカヌーを作りつつ、自分で建てたゲルで生活している人がいて
字面だけでも情報量多すぎて????ってなると思うんだけどほんとすごかったw
ゲルに初めて入ったし、犬ぞり用の犬があちこちに住んでたのもびっくり!
いぬかわいい…冬に犬ぞりするぞ!って心に決めた。

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WILD HEAVEN。最高な名前。

薪も割ってみた。
私の愛するキャプテン・アメリカは、薪を素手で割ってたけど(エイジ・オブ・ウルトロン参照)
薪割り大変すぎた。まじむり・・・

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薪ストーブ用の巻きを割った。難しい。

ブロッコリーの雑草も根こそぎ刈ったりした。腰が崩壊しそうだった。

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ブロッコリーの周りの雑草を刈り取る。

夜は念願のヒンメリを作った。小麦でつくるヒンメリ、まじでイカしていた。

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小麦でヒンメリをつくった。

部屋は3部屋あり、シングル・ダブル・ツインだった。
こんなにいい部屋があてがわれるとか、本当にすごい。

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ホテルみたいなお部屋。

 

朝は、6時に起きて、娘ちゃんはパパやママと一緒に宿題。
7時に朝ごはんを食べてみんなで片付け・掃除をして
8時から農作業スタート!
お昼になったらまたお家にみんな帰ってきて、みんなでお昼ごはん。
13時から午後の作業を開始!
17時に家に戻ってきたら、お風呂に入ったりハンモックでゆらゆらしたり。
パパと娘ちゃんがハンモックで楽しそうに遊んでいる姿が印象的でした。
18時にはみんな揃って夕ご飯。
みんなで片付けをしたあとは、リビングでゴロゴロしたり、テレビみたり。
暗くなったら星を見たり、ヒンメリ作ったり。

 

私の父は、ずっと単身赴任で家を不在にしており、
父と日常生活をともにした時間は非常に短かったので
江面パパと娘ちゃんがずっと一緒にいる姿をみてとても驚きました。

江面パパは東京でゴリゴリ働いていたので
いまの農家になってからはかなり働く時間が減ったと言っていました。

農家だったら旅行に行けないんじゃないかと思ったのですが、
毎年落ち着いている時期に旅行にも行っているそうです。

 

食事も、家の裏にある家庭菜園で取れた野菜をふんだんに使ってて、
本当にどれも美味しくて…なんだこの贅沢は??????

おうちも築35年だけど6LDK。庭にはブランコとハンモック。
夜には満天の星空。冬には薪ストーブの暖かさ。

なんじゃこりゃ?????????最高か!!!!!!!!!

便利じゃないけど、豊か

『便利じゃないけど豊か』

えづらファームに滞在して思ったことでした。

豊か。とにかく豊か。とにかく心が満たされていく。
農家ってなんか、キツいだけのしんどい職業みたいなイメージあったけど
全然そんなことなかったな。

私にとって、便利だとか、高給とか、流行の始まる場所にいることは
全く大事ではなくて
大切な人と長い時間を過ごせて、美味しいご飯が食べられて、
ゆったりとした時間が流れている方が心が豊かになれて
それが幸せなんだなと思ったのです。

 

みんなと同じであるとか、マジョリティで居続けるとか、
それで幸せな人もいると思うけど
何が豊かになれば、自分は幸せだと思うのか、
その基準を持っていることってとても大事だなと思いました。

 

 

ezurafarm.blog.fc2.com

 

www.ezurafarm.com

クラウドファンディングとは何かを改めて語る。

インタークロスクリエイティブセンターにて、イベントをやりました〜
題してどう使うの?クラウドファンディングです。

過去、クラウドファンディングのサービスでキュレーターをやっていたこともあり
そしてよくクラファンの相談を受けるので、
「えええええい!もうまとめてやってやる!!!」
みたいな気持ちがきっかけですw
なので、今回私が使用した資料をアップしたいと思います。

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カーキのジャケットの下に、「OKP(おかぴー)」Tシャツを着ています。

 

前職に迷惑をかけるわけにもいかないので、
今回の喋った内容は全てネット上に落ちているものをまとめました。
そして、それを踏まえて自分の分析や考察を話したつもりです。
あくまでも私の考えなので、前職は一切関係ありません!
だけど、これだけでも多くの人から「理解できた、勉強になった」というお声をいただきやってよかった〜!と思いました。

docs.google.com

 

私が言いたいのは、

  • クラウドファンディングは新規事業並みに大変です!
  • やれば集まるのは幻想、しっかりと準備と行動を!
  • 「お金を集める」よりも「ファンやコミュニティ(共犯者、共創者)をつくるメリットが大きいと思う
  • 自分がやりたいことをしっかり考え抜き、やりたいことに合ったプラットフォームを選ぼう

この4点です。詳細は上に載せた資料をご覧ください。

 

競合分析とプロジェクトの組み立て方

そうは言ってもゼロからプロジェクトを考えるのって難しいよ!と思った方。
わかります。私は完全にゼロからイチを生み出すのが下手な人間です。
そんな私が、新しい何かを作ろうと思ったときにどうするのかも、
ここで記載してしまいます。(イベントで話せなかったので)

 

1)まず、プラットフォームを選ぶ。

自分がやろうとしていることが、どこのクラウドファンディングのプラットフォームにマッチしているのか?を考えます。極端に言うと、ものづくりならMakuake、慈善事業ならReadyfor、みたいなイメージです。

 

2)次に、そのプラットフォームの中で、似ているプロジェクトを探します。

例えば木の器をつくるプロジェクトならば、こんな検索の仕方をします。
「木の器」「器」「食器」とか。

そこで出てきたプロジェクトに目を通し、参考にしているプロジェクトをいくつか絞ります。大成功しているものと、大失敗しているもの、そこそこのもの。

 

3)次は要素分解をし、具体的な事象を抽象化します。

そのプロジェクトがどういう要素で構成されているかを知りたいので、どんどん要素分解していきます。そこから、大成功した要因と失敗した要因を探っていくのです。

例えばページの作りが、
大成功→タイトル+プロジェクト概要説明+背景説明+商品説明+リターン説明
大失敗→タイトル+商品説明+リターン説明
だとしたら、概要と背景をしっかり伝えることが重要そうだ、という現象が現れて来ます。この仮説から一歩踏み、「なぜ概要を冒頭で説明するのが大事なのかと言うと、きっとWEBサービスだと長文を読まないからではないか?だとすると、ページのファーストビュー内でいかに情報を伝えるかが重要になってくる」という仮説が生まれます。つまり、具体的な差を抽象化し、成功パターンを自分なりに模索するのです。

同じように、タイトルのラベリング、リターンの内容や価格、写真の構成要素を分解し、成功パターンを探っていきます。

 

4)抽象化したものを、自分のプロジェクトに具体化する。

参考プロジェクトの成功パターンを探ったら、次は「じゃあ自分のプロジェクトに落とし込んだらどうなるのか?」を考えるのです。

例えば、「この大成功している器は素材に言及しているけど、こちらは素材よりも使い勝手が押しだからそれをここに書こう」とか、そう考えてどんどんプロジェクトを作っていきます。

 

 

以上が、他のプロジェクトから学びつつ自分のプロジェクトに活かす方法です。私は過去、クラウドファンディングのプロジェクトだけでなく、新しいサービスづくりに挑戦する事になったら、必ずやる方法です。

これができれば、おそらくキュレーターと一緒にやらなくてもある程度は形になると思います。クラファンのキュレーターは、ここから更にどう良くしていくかのサポートをしてくれるので、もっともっと高みを目指したい人や、自分のやり方に不安がある人は、キュレーターを大いに頼ったらいいと思います。

 

 

よくある質問

一緒にイベントに登壇してくれた涼平くんは、週に1〜2回ほどクラファンの相談を受けるそうですwすごすぎる。そんな彼が言ってたよくある質問や、私も質問や相談を受ける中で答えられない質問とかが多いので…そんな質問をこの場で紹介しちゃいます!

 

「クラファンやりたいんですけど、まず何からやったらいいんですかね?」

うんそれくらい自分で考えようか!!!!と突き返したくなる相談No,1です!
こういう場合はとりあえずプラットフォームにお問い合わせしてみるのがいいかもしれないです〜!でも基本は、他のプロジェクト見て勉強しましょうとしか言えない〜〜〜!

 

「◯◯をやりたいんですけどこれはクラファンできますか?」

そのプロジェクトが掲載できるか否かは最終的にプラットフォームの判断なので、プラットフォーム側にお問い合わせするのがいいと思います。
そもそもプロジェクトとして成立するかは、購入型の場合、リターンをモノやサービスで返すことが条件になるので、それを用意できるかが一つの目安になると思います。

 

「このプロジェクト、成功しますかね?」

まじで自分の努力と過去の信頼構築次第、全部出しきってやりきってそれでも目標達成しなかったら、それはプロジェクトの内容が世間に受け入れられなかったか、実行者が周りと信頼関係の構築ができてなかった、ということです!

 

まぁ正直、調べれば出てくることは聞いてこないでほしいし、どうなるか分からない答えがないのが当たり前なことの正解を求めてこられても結構厳しいなw とはいえ不安だと思うので、私がICCにいるときは、いつでもご相談受け付けます〜!

 

さいごに

クラウドファンディングは可能性をたくさん秘めている一つの手段だと思います!ので、お手伝いできることはドンドンしていきたいと思います。
毎週月曜日13時〜18時はICCにてクラファン相談受け付けますので、何かあったら私を訪ねてください〜!

 

私のこじれた結婚観は、やっぱりこじれたままだと思う。

私のこじれた結婚観

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フリー素材から引っ張ってきたよ

21歳の就活中、私はなんとなく「30歳までに結婚する」というつもりでいました。
その時の30歳は自分と遠く離れた存在で、全く検討がつかなくて、本当に何となく。
その時、結婚したいくらい気の合う彼氏がいたけど、なんとなく結婚すべきじゃないような気がして、結局別れてしまいました。

 

26歳ころから周りが結婚し始めて、私が28か29歳になる頃には、
結婚ラッシュがピークを過ぎたくらいでいた。
その頃には、早めに結婚した人が離婚し始めて、望んで結婚し子どもを産み仕事に復帰したワーママたちはバリバリ働いていたけれど(お迎え担当だから朝3時に起きて早朝に出社したりとか)、正直つらそう過ぎて、私はその姿に憧れられなかった。
結婚した友達と休日にランチをすると、夫の愚痴と今晩の献立の悩みを聞かせられてウンザリした。全然楽しそうじゃない。

「結婚ってなんだろう」

周りが結婚していく中で焦りもあった、「結婚出来ない側」に行きたくない。
何となく、よくわかんないけど、惨めな気がする。
でも、実際幸せそうな人もいれば、なぜ結婚したのかよくわからない人もいる。
結婚が仕事の逃げ道でもないし、逃げ道として使った人はやっぱりずっと愚痴を言うか離婚している。
更に、ステータスのために結婚した人もたくさんいて、そういう人たちもすぐに離婚している(私の3万円を返してくれw)

 

でもとりあえず、「結婚することだけが幸せじゃない」ということは、よくわかった。

 

札幌に帰ってくると、面白いことに「結婚なんてどうでもいい〜」と思うようになりました。
これは仮説だけど、東京にいる頃は常に誰かと自分を比較していたと思う。
その比較対象がいなくなったからかもしれない。
2018年1月には「結婚したい理由がわからない」とも書いています。完全にこじれているw

 

だってなんか、おかしいもの。

私は自分の名前を変えたくなかったのです。
フリーランスで仕事を一時していたというのもあるけど、あれこれ両親が考えてくれた名前を非常に大事にしたいと思ったし、岡山ひろみがアイデンティティだと思う。
でもなんで、女性がみんな結婚したら名前を変えなきゃいけないんだろう?
クレジットカードの名義も、パスポートも、とにかく全部変えなきゃいけないし、とにかく「岡山ひろみ」でいたかった。

「家に入る」みたいな概念も、どうも気に食わなかった。
二人が新たな家族を作るんだから、”入籍”じゃなくて”新籍”とか”創籍”というのが適切では?
家父長制度なんて明治憲法で終わってるのに、なんとなく意識として残っていて、だから夫側を表す言葉は全部「主人・旦那・大黒柱」みたいなもので、妻側を表す言葉は全部「嫁・奥さん」みたいなものになっている。
だから、そういうものに関わりたくなかった。

あと結婚業界ビジネスにもすごく違和感があった。なんで自分では払えない額のお金をかけて披露宴をやるの?なんでワザワザ友達を呼んでその前でお母さんありがとうってみんなそれだけど結婚業界の策略っぽくない?もはや感動ポルノでは…しかも3万って高いだろ!!!!!!(結局それw)(こじらせた女の意見なので気にしないでください)

 

それでも、私は生涯をかけて愛せる人生のパートナーはほしいと思っていた。
私には、同棲愛者カップルの知人が数人いるけど、
その人たちは籍を入れずとも完全に最高なカップルで、
だから入籍するしないは別として、そんな人と出会えたら、どんなに幸せだろうかと。

 

えっと、すいません、結婚しました

私、結婚しました。
違うの!説明させて!これまでの結婚観はほぼ変わっていないのです。
でも、2つ明確な理由があるので籍を入れています。その理由は、

  1. 「籍を入れる」ことによって有利になる社会制度になっていたから
  2. 結婚観、人生観を何度も話し合え、ちょうどよい落とし所が見つかったから

だと思っています。
こう書くと、愛がない政略結婚感が強くなってしまうのだけど、そんなことはない!

二人の憧れる生活が非常に似ていて、それには入籍がマストではなかった。
事実婚も考えたけど、籍を入れることの方がより面倒事が起きなさそうだったのです。
(生命保険、ローン、財産分与など)

 

じゃあ私が抱えている結婚観はどうなったのか?それなのですが…
なんと彼が名字を変えてくれまして、更には北海道に来てくれました。
それを周りの人に伝えると
「おかぴヤバいね」「彼氏いい人すぎる」
たいていこの感想です。ありがとう。

 

彼は、私にはもったいないほどの素晴らしい人です。
ちょっとコーラを飲みすぎてお腹が出ていますが、
彼の愛が、何度も何度も私を助けてくれました。

たぶん、彼と一緒にいるときの私は、みんなが見たこと無い私だと思う。
私は彼の前だと素直でいられる。
たくさん笑うし、逆にものすごく落ち込んだり、怒ったり、泣いたりできる。
今まで、東京や札幌で勇んでいた私が、ようやく鎧を脱げる相手に出会えたのです。

すぐに「人生を共にしたい」と思いました。
入籍するかは別として、人生のパートナーだと思っていると、付き合って間もない頃に彼に伝えた気がします。

 

でね、いざ婚姻届を提出したら、
彼が私の姓を名乗ることに役所のおじさんはアタフタしていました。
なんでやねん。

そんなことはどうでも良くて、いざ入籍したら、
これまで経験したことの無いような、心が満たされる感覚になりました。
多分これが「幸せを実感した」ということだと思うんだけど
結婚すると、こんなに幸せな気持ちになれるんだということを知りました。

結果論として、結婚してよかったなと思いました。
むしろ彼には、私と結婚してくれてありがとう、と感謝を伝えたい。

 

だからね、思ったのです。
結婚を望む人たちは、等しくこの幸せを受けるべきだと。
だから私の結婚観は変わらずにこじれたままだけど、
同性カップルの結婚や、夫婦別姓を認められるために
私は自分のできることをやっていきたいなと思いました。

 

会社に行かなくなってから1ヶ月が経った。

今週末で、最終出社日から1ヶ月が経つ。

この間、私は何をしていたのかというと、
十勝の森の中に引きこもったり、
太平洋を眺めたり、
豊平川の河川敷で昼寝をしたり、
札幌市図書・情報館で本を読んだり、
紙粘土でオブジェを作ったり、
Surfaceのスケッチブックで絵日記を描いたり、
料理をしたり、
お花を育てたり、
酔っ払いながらラジオを収録したりしている。

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太平洋を眺めた

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豊平川でサンドイッチ

私は結構真面目な人間だと思うし、
「”ちゃんと”生きなきゃ」と思って生きてきた。
だから学校の授業は頑張ったし、部活だって全国準優勝した。
”いい”大学にも行けたし、大きな有名な会社にも入った。
真面目にがんばって働いてきた。

でもそんなことどうでもいいなと思って、
いままで手にしたメダルをポイっと捨て、裸で暴れ回れる道を選んだのだ。

 

会社をやめてから思うのは、2つ。
1つは、会社員には向き不向きがあること。言い切れる。
そしてもう一つは、組織に属すると組織っぽい考えに囚われがちということ。

 

会社員の向き不向き

社会人の年次が上がれば上がるほど、責任がある仕事をもらえ、たくさんのことに挑戦させてもらった。一緒に働く仲間も素晴らしく、福利厚生も良い、正直何も文句はなかった。でも、次第に息苦しくなっていくのを感じた。

最初の会社で、「清濁併せ呑めるようになれ」というアドバイスが私の会社員生活を表していると思う。本音と建前が苦手。違うと思ったら譲りたくない。納得するまでてこでも動かない。そうじゃなくて、もっと上手くサラリーマンをやらないと、という親切心のアドバイスだったと思う。私も基本的に素直なので、「ハイ!がんばります!」と言った。

結論、私は会社員に向かなかったのだ。そこそこやれるけど、自分の正義に反することがたくさんある。器用な人は上手くかわしてちゃんと成果を収めるのだろうけど、どうしても私はそれができなかった。

最近お会いした2歳年上の経営者は、「1社目で営業をやっていたんだけど、自社商品を売らなきゃいけないけど、お客さんのタイミング的に今じゃないときってあるじゃない?でも会社としては売らなきゃいけない。そういうのがしんどくて会社辞めたんだよね」と言っていた。わかる。

私はこれからどうやってお金を稼ぐか決めていないのだけど、自分の責任で自分のやりたいようにだけやれるのは、とにかく心が楽ちんだ。「起業とかたいそうなことできない」「フリーランスでやっていく自信がない」と思っていたけど、どうにでもなるもんだ。思い切って何かを捨てると、空いたスペースに有り難い出会いが飛び込んでくる。自分のやりたいことだけ、自分の正義を貫いていいんだ。

そして、会社員に向いてない人って結構いると思う。それに気付かずに苦しみながら会社員やってる人が多い気がする。日本は未だに「終身雇用」とか「会社勤め上げる人が偉い」って思われがちだけれども、そんなことない。思い切って捨ててみてもいいんじゃないかと思う。

まぁ私はその後の人生は保証しませんけども。自分でなんとかしてね。

 

組織に属すると組織っぽい考えに囚われがち

30歳までに結婚しなきゃいけない、みたいなそういう呪いって、組織の中で生まれるんだと思う。会社が悪いと言っているんじゃない、人が集まるとルールや常識が生まれ、その中にいると常識に則って生きようと無意識にしてしまうという話である。例えその常識が、ちょっとおかしかったって、ちょっと行き過ぎだって、それでもその常識から大きく逸脱しないように生きてしまうのが人間だと思う。「東京」という人が密集している地域だからこそ、常識と常識から逸脱していないかの互いの監視がより強固である気もする。
私にとって、これも苦しかったんだと思う。いま札幌に帰ってきて、一人になって、「こうあればならない」が消えたのは、私をとりまく柵が消えたからである。

私の周りで未婚の人は多いんだけど、札幌で個人事業主、または会社経営している未婚の人は幸せそうな人が多い様に思える。一方で、東京で会社員で未婚の人はいつもどこか焦っていて、「私は選ばれなかった」というレッテルを自ら貼って悲しんでいるようにも思える。私の偏見はあるとは思うけど。

 

みんなに無職になればいいって言ってるわけじゃないけれど、今いる環境を変えたらスッと生きやすくなることだってあるんだよ。いまの自分の中の当たり前を捨てて、いっぱい試行錯誤して、自分のベストな環境をそれぞれの人が見つけられたらいいと思う。

 

これから

1ヶ月無職を満喫したので、これからどうやって食べていくかをそろそろ考え始め用途思います。SNS運用系でお困りでしたらご相談乗りますのでご連絡いただければと思います!

あ、暴れまわっているラジオも聞いてほしいな〜

note.mu

 

念の為誤解のないように記載しておくと、私は会社員をやった合計10年間ほどは1ミリも後悔してないし、むしろたくさんの成長機会と出会いと経験をくれた会社には死ぬほど感謝しています。サイバーエージェントも、マクアケも、本当に最高な会社で、今でも当時の社員とは仲良しだし、この2社で働けたことは本当に誇らしいです!!

【ネタバレあり】キンプリ1〜4章までを見て

先に言っておきますが、私はキンプリを愛しています。大好き。
そしてこのブログはネタバレもあるし、いちファンの感想です。基本的にSNSでは誰かが傷ついたり悲しんだりする内容は避けてきたけど、今回のブログは私の怒りと悲しみの塊です。そういうのが見たくない人はそっと閉じてください。

※キンプリとはジャニーズではなくアニメの方です
 https://kinpri.com/

 

まず状況を整理すると

・私はとてもキンプリが好きだ
・好きすぎてレインボーライブまでちゃんと見た
・グッズとかは買わない系オタク
・キンプリは好きだけど2.5次元はどうしてもだめだった
・今回のSSS1章〜4章までとても楽しみにしていた(映画館で見た)
・とにかく気持が高ぶった状態で1章〜4章を見た

という感じである。

 

なぜキンプリが好きなのかというと、「KING OF PRISM 〜PrettyRhythm〜」(以下映画1作目)を始めてみたとき、全然全く理解できないけどとにかくすごい!!!興奮した!!!という衝撃がすごすぎて、内容を理解したくて、全てを受け入れたくて何度も足を運んだ。仕事が辛いとき、金曜日の夜の公開に一人でいった。一生懸命応援してたら、自分の中の黒くてドロドロしたものがきれいサッパリなくなる気がした。キンプリ映画1作目は、自分を浄化してくれる存在だったし、背中を押してくれる存在だった。だから2作目が公開されるまでは頭おかしくなるかと思った。

「KING OF PRISM〜PRIDE the HERO〜」(以下映画2作目)は涙が止まらなかった。カヅキとヒロのプリズムショーを見てたら涙が止まらなかったし、キャラクターたちが自分の過去や、新しい壁、自分の中の劣等感、弱さと向き合いながら、もがき苦しみ、それでも前を向いて進んでいく姿に感銘を受けた。

そして、当時3Dを使った女性向けゲームを作っていたこともあり、その技術や演出(特にプリズムショーとプリズムジャンプ)を見ては、鳥肌が立った。特にルヰくんのプリズムショーを見たときの感動は忘れられない。

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だから、今回の映画(というかアニメだけど私は映画館で楽しんだので1章〜4章と呼ばせてもらう)は本当に楽しみだったのだ。特にアレクがどう成長しているのか、そしてシンくんとルヰくん、聖と仁がどうやって決着をつけていくのかが楽しみだった。

 

まず1章。最初に思ったのは
・作画が雑すぎる
・安いアニメのようなチープな展開
・7人のキャラクターを1クールのアニメで表現するには短すぎる
ということ。

映画なのに(いやアニメだけど)映画館で見るには作画が崩れすぎて見るに耐えなかった。きっとタイトスケジュールだったんだろう・・・それにしてもひどくないか・・・。

ユキ様に関しては1作目から度々家のことが描かれていたので「そうだったのか」という納得感とユキ様のプリズムショーに感動した・・・連獅子のプリズムジャンプとか、まさにユキ様が成長した、そんな感じがしたから。

疑問を持ったのはタイガからだ。たぶん、過去の振り返りシーンと今回の大会を重ね合わせる演出が、ユキ様と比べてスムーズじゃないように感じたのと、ユキ様と比べるとタイガってなんか薄っぺらくないか?と感じずにはいられなかった。ユキ様は1作目からちゃんと家の事情が描かれているのに対し、タイガの家族がボンと出てきて、「実は小さい頃のカヅキ・あん・わかなとすれ違ってました」って都合良すぎないか・・・とも思ったし、なんていうか、なんていうか、薄っぺらくなってしまったのって多分時間の制限上なのかな・・・。そしてユキ様と比べると、タイガが持っている葛藤が小さい気がした。レインボーライブの6人見たときは同等だと思えたんだけど・・・。まぁアニメ1クールだからしょうがないよな、という思いで見ていた。

 

2章。これはちょっといただけなかった、正直。

カケルのストーリーと、プリズムジャンプがマッチしてない気がした。愛が大事なんだというストーリーなのに、プリズムジャンプはお金のことばっかり。あと、衣装ダサくないか?あれかっこいいのか?私の感覚が古いのだろうか・・・。

タイガも、あの環境で悩むのはわかるけど、拾った妹の描写とか必要なんだっけ・・・もうちょっと葛藤を乗り越えるシーンを増やしてほしかったんだけど・・・そして衣装がダサいよね???????竜宮城の姫かな??たぶん大会に合わせて衣装を派手にしなきゃ行けなかったんだけど、ミナトの体格上けっこう難しいものがあったんだろうね。作りにくいキャラはいると思うけど、あれはもう少し・・・頑張ってほしかったな。なんか過去の作品でミナトは料理のキャラに振りすぎてしまっているので、プリズムショーをやっている事自体に違和感を持ってしまうほどだった・・・もしミナトを描くなら、もっと時間が必要だったんじゃないかな。

正直2章を見て、3章で公開予定のアレクがめちゃくちゃ心配になってしまった・・・これでアレクのキャラ崩壊とか薄っぺらいストーリーとか見せられたらどうしよう・・・キンプリを愛せるのだろうか。

 

3章。

レオくんのプリズムショー、とても良かった!んだけど、ストーリーの辻褄があってない気がしてめちゃくちゃ気になってしまった。みんなに語るシーンまでは良かったんだけど、突然プリズムショー踊っちゃってる印象。過去を乗り越える描写が少なすぎて、なんでこの人こんなに開き直って踊ってるんだろう?あまりにも雑すぎないか?そして華京祭にみんな出演するくだりのチープさと作画崩壊さ・・・悲しくなった。でもレオくんのプリズムショーとても良かった!!!

ユウのストーリーも????って感じだった・・・ユウの感情描写というよりも、他の6人がやっつけ感があるというか・・・なんかものすごく低レベルなことを見せられている気がした。「オレも同年代の仲間がほしい!」単純にそれだけなのか?レインボーライブの6人って、もう少し深いというか現代社会の課題が反映されてた気がするんだけど。なんかユウが可愛そうな気がしたんだけど私だけだろうか。

アレクについては長くなるので割愛します。ただ私服ダサすぎて監督を殴りたくなった。

 

4章。

なんかもうなんだろう、何がしたかったんだろう監督は。腹が立っているから箇条書きで書くけど
・ルヰの私服ダサすぎ!!あんなにも美しいルヰくんによくもあんな服着せたな!
・ていうか、え?プリズムワールドってそういう感じだったの?エヴァ
りんねちゃんロボットってこと?まじで?
・なんでM型が排除されたのにルヰくんは男の子になってるの?
・ルヰのプリズムショー途中で終わり?美しいルヰくんは見れないの?
・1000年の時を超えてる感全然なかったんだけど!
・結局シャインはなぜ封印を解こうとしてたの?
・なぜシンくんが選ばれたの?
・結局色恋沙汰かよ
・シンくんのプリズムショー見たかった
・なるちゃんはりんねちゃんだってこと気づいたの??
・なんでシンくんに謝らせた?
・なんで泣いてた女が拍手した?
・なんで観客が歌ったらプリズムの輝きが戻った?
・ジュネって記憶全部思い出したの?
・4章はプリズムショー全然見れないじゃないか
・結局何も決着ついてない、聖何も成長してない

なんかさ、初めて見た2016年の衝撃が何もなかった。悲しかった。あとレインボーライブ見てないと全然楽しめないし(私は見てたからいいのだが)、なんか、なにも、なにも、心が動かなかったよ・・・なんだよこれ・・・。レインボーライブの最後の感動とか何もなかったよ。結局なんだったんだよ。ルヰくんとシンくんを返してくれ。やっぱり1クールがいけなかったと思う。何も描ききってないじゃないか。7人で頑張ろうっていうそういうメッセージでさえ無理やり感あったよ。もし1クールならば、6人の演技はいっそのことカットして、ルヰとシン、仁と聖の決着に割いてほしかった。ぜんぶまんべんなくやるから全部が薄っぺらく変な結末になるんじゃないか。本当に悲しい。

 

ここまで感情的に書いたけど、思ったのはやっぱりコンテンツを創るのは非常に難しいことなんだと思う。アベンジャーズでさえエンドゲームで「??」と思ったことあるし、日本のアニメ業界の中でやるのは非常に難しかったんじゃないかな。長くに渡るシリーズモノは、伏線をすべて回収し、視聴者の期待を超えていかなければならない。いまは視聴者側の目も超えているし、すごく大変なことだと思う。

私としては納得行かなかったんだけど単純に私の頭が悪いだけで監督の意図したところまで理解できてないだけかもしれないし、レインボーライブもう一度見直せばまた違うかもしれない。
キャラクター全員分のプリズムショーを見せてくれて、彼らの家族やアイデンティティの核となる部分を見せてくれて、本当にありがとうございました。次回にも続いていくのかな?そんな素振りがあったので、またこの気持が落ち着いた頃にキンプリに向き合いたいと思います。